私たち人間の成長において、自然が担っている役割の大きさは測り知れません。
特に、自然の美しさ・不思議さに対する発見や感動は、人々の探究心を支える基盤となっています。
不思議なことを解決するためには、観察(特徴を捉える)と実験(自然にはたらきかける)が大切です。
本専攻では「4年間の学部教育」を通して、理科教育の振興に寄与しうる人材の育成を行っています。
卒業後に大学院で学びを深める人も数多くいます。
*島根大学内で進学する場合
〇教育学研究科-教職大学院
理科教育学や教育問題について深く学びたいひと
〇自然科学研究科
理科の専門を深めたいひと
(物理学・化学・地学)
教育学部では、皆さんに「教育実践力」「対人関係力」「自己深化力」を身に付けてもらえるようにカリキュラムを組んでいます。
理科教育専攻では、中学校を中心に小学校・高等学校の理科教師として必要な自然科学に関する基礎的知識を習得します。さらに山陰地域というフィールドを最大限に活用して、子供の好奇心を刺激するとともに、自然を探究する楽しさを実感させるような指導法についても学びます。
島根の農家や中国電力・山陰の小中高の教員・教育センターなど多くの方に協力して頂いて、学生の教育を行っています。
農家の方に協力頂き、米と蕎麦を育てています(左)
発電所見学など、エネルギーに関係した講義・活動を多く行っています(右)